1月17日(火)今日は趣味のお話。

今朝は、かあさんの鼻声は多少良くなっていました。帰宅したら、「今日行ってきたよ。」とかあさんが言っていました。写真も沢山撮ってきてありました。
今日は、写真を少し修整してみました。撮ってきたカメラは、前から使っていた小さなデジカメです。
普段の日は自分は公園に行けませんから、かあさんが撮ってきたマロンの写真を見るのが楽しみです。
今日は、公園でボール遊びをしたそうです。プリンちゃんとハンバーグのおもちゃで遊んだみたいです。
プリンちゃんは、口が小さいので大きなハンバーグのおもちゃは使いにくいようですね。マロンが遊ぶ方が多かったようです。プリンちゃん、ごめんね。

音が出るオモチャは、マロンも大好きです。
このオモチャはリッツちゃんのママさんに頂いたんですよ。マロンの大好きなオモチャになりました。
そう言えば、福袋で頂いたマロンのオモチャですが、3日持ちませんでした。やはり、布のオモチャはかわいそうですね。
これも、マロンにあげたらすぐに遊びだしたのですが、あっという間に中の笛は取れちゃうし、ビリビリになっちゃいました。
でも、随分遊びましたから良かったと思います。

そう言えば、この写真日記も我ながらよく続いたなあと思います。未だかって日記の類、小使い帳も含めてすべて三日坊主でした。これもマロンのお陰です。
去年のマロンの誕生日の日に何があったのかなと見てみたら、前の日にかあさんの蕁麻疹が出たなんてことがわかってとっても面白かったです。
たまに欲求不満ネタもありますが、我慢の程をお願いします。

夕食後のマロンちゃんです。



それでは、今日の公園です。


この子はしょうちゃんです。



公園に行く途中で会ったそうです。


リッツちゃんです。


チコちゃん、美味しそうな物あった?



マロンは、お友達のオモチャを借りて遊んでいます。


プリンちゃんです。


ロックちゃんです。


プリンちゃんもオモチャが大好きですね。


お座りしてポーズです。


ミックちゃんは、面白いものをかぶっていますね。
ミックちゃん、ライオンさんに変身です♪


この被り物は、福袋に入っていたんですって。まだ、タグがついていますね。
公園で最初にお披露目してくれたんですよ。かわいいですね。





オモチャで皆で遊んでいますね。プリンちゃんにも遊ばせてあげてね。


チコちゃん、お久しぶり♪


クッキーちゃん、専用マットがめくれちゃった!!


このオモチャはロックちゃんのおもちゃだそうです。でも、みんなオモチャが大好きですね。


チコちゃん、どうしたの?


このオモチャは、ミックちゃんのオモチャだそうです。貸してくれて、ありがとうね♪




みんなで、リッツちゃんにおねだりしています。かわいいですね。

ここからは、興味のある方だけ読んで下さいね。

真空管の話

今の世代の人達だと真空管を知っている人の方が少ないと思います。今、家電で真空管を使用しているのはテレビ位ですね。ブラウン管は真空管の一種です。
それ以外は、トランジスタ、ICで構成されています。
でも、今でも真空管が第一線で使用されている機器があります。
ギターアンプ等楽器用のアンプです。
歪ませた時の音がきれい、トランジスタアンプのように音が汚れないんですね。

真空管は、極めて人間臭い素子の一つです。
電子を放出させるためにヒーターがあり、真空中で熱せられたことにより放出された電子を一方に高圧をかけた電極を置きそこに吸い寄せます。その途中にそれを邪魔するための電極を置き、そこにかける電圧によって電子の流れを制御するという原理です。電子の流れ=電流ですから、増幅という作業が行なえます。

真空管のアンプは、暖かい音がすると言われています。
別にヒーターで暖めているからという訳ではありませんが、実際に聞くと誰でも違いがわかると思います。
ところが不幸な事に最近はもう身近に聞き比べるチャンスが無くなってしまいました。

真空管は大電流を扱うのが苦手です。反対にトランジスタは、それが得意です。
真空管は高電圧・小電流で動作させますから、スピーカーを直接動作させることができません。
スピーカーを動作させるには、低圧・大電流の信号に変換してあげないといけません。これには、トランスを使用します。
このトランスが音に影響を与えます。トランジスタアンプには、普通スピーカーとの間にトランスが入っていません。

また、増幅の方法も異なっています。
電流を増幅すると必ず歪みが発生します。これは、しょうがないです。理論道理にはなりませんから。
それで、発生する歪みの内容が聞いた時に大きく影響します。
歪みには奇数次の歪みと偶数次の歪みがあります。
奇数次歪とは、元の信号の奇数倍の周波数の信号が発生してしまうことです。1KHzの信号を増幅したら、奇数倍の3kHzの信号が加わってしまったということです。偶数次とは、偶数倍ということですね。
奇数次の歪みは、人間の耳に刺激的に感じると言われています。反対に偶数次の歪みは音楽的に考えても倍音関係にあり、耳に優しいと言われています。

トランジスタアンプは、回路構成上奇数次の歪みが多いのです。歪みそのものは、非常に低くなるよういろいろ工夫がされていますが。
真空管アンプの方が歪みの発生量からいうと一桁以上多いのですが、あまり気にならないというは、このような理由によるのものだと思います。

トランスを通すと信号がなまります。これはしょうがないことなのですが、低い周波数から高い周波数までを均一に通過させることができるトランスを作るのは非常に困難です。それで、人間が聞くことのできる範囲からできるだけ広くという程度の物になっています。実際には、これが良い方に作用しています。良く設計されたトランスは、音楽的にも非常に耳触りの良い音にしてくれます。

このトランスにも世界的に知られたブランドがあります。
ヨーロッパだとピアレスとか、日本だとLUX、山水、タムラ、カンノとか古いオーディオマニアの方だと皆ご存知だと思います。
でも、これらのメーカーも真空管の衰退と共にオーディオ用のトランスの生産から撤退しつつあります。
企業ですから、経済原則の前には勝てないということなんでしょうね。

真空管も良質な物が無くなってきました。日本でも松下電気とかNECとかが優秀な真空管を生産していました。今ではロシアとか中国とかになってしまいました。アメリカのウェスタンエレクトリックやGEなどの真空管は貴重で、とても高価な値段で取引されています。

今、少数ですが真空管のアンプが生産されています。
自分が一度は使用してみたいと思うものに上杉音響研究所の製品があります。俗に上杉アンプと呼ばれているものです。
ここのアンプの完成度の高さは、世界に誇れるものの一つだと思います。

一方で真空管を使用しているというだけの製品もあるのは事実です。真空管の良さが出ないような製品は存在価値がありません。真空管を知らない世代の人達を騙すことになりますから。
自分も昔使用していました。自分でも何台か作りました。それらは、真空管アンプの大好きな人にあげてしまいました。
今でも一台あったらなあと思う時があります。でも、現在では欲しくでも自分の経済力では、買えません。とにかく高価な物になってしまいました。

自分は現在はトランジスタのアンプを使用しています。
これは好みだから、しょうがないです。でも、真空管のアンプで聞く生ギターやピアノ、ボーカルの音はとても良いですね。
これは、トランシジタアンプでは出ない音です。柔らかく、優しく包み込んでくれる様な雰囲気は真空管でしか出せないような気がします。
言い換えると万能では無いと言えるかもしれませんが、万能な道具も人間もありませんよね。
でも、これはあくまで両者を比較しての話ですから、どちらが良いか悪いかという話ではありません。
洋食がうまいか和食がうまいかという比較と同じですね。

ふる〜い写真ですが、自分が作ったメインアンプの写真です。これは、あとで真空管アンプが大好きな先輩にプリアンプとセットであげてしまいました。


今から30年前の作品です。出力管は、NECの6CA-10のPPです。
上面につけてあるのは、冷却用のファンです。


ボンネットをはずした内部の写真です。パーツの配置には結構苦労しました。
出力トランスはLUXのOYシリーズです。今では、もう簡単に手に入りません。



これは、自作のメインアンプと組み合わせて使用していたテクニクスの30Aです。
これは、当時中古で入手しました。真空管のプリアンプとしてはテクニクスの自信作でした。